地理的名称トップレベルドメイン(TLD)。
一見して、なんのこっちゃやらよく分からない文字列ですが、
ようするに、「.com」とか「.org」とか、良く耳にするこの部分のこと。
これをトップレベルドメインって呼びます。
この部分は、インターネットの交通整理役であるICANNっていう
団体が取り仕切っております。
その団体が、地域名でもトップレベルドメインを作れるようにしよう!!
と、ルールを変え始めまして…
この部分に対し、昨年くらいから自治体が興味持っているようです。
現在、東京都と京都府が、是非このトップレベルドメインを使いたい!!
ってなわけで、その管理運営者を募集しているようです。
■地理的名称トップレベルドメイン「.tokyo」申請開始|東京都
■地理的名称トップレベルドメイン「.kyoto」管理運営事業者の支持申請手続の開始について-京都府ホームページ
運営者が現れて、ドメインが実際に運用されるようになれば…
たとえば、http://skytree.tokyoとか。
そんなドメインが取得できるわけです。
東京、京都、どちらのページにも書いてないようですが、
このドメイン導入のICANNへの申請費用は1500万円。
(参照)日本インターネットドメイン名協議会地理的名称ドメイン名作業部会
http://jidnc.jp/wp-content/uploads/2011/07/geoTLD-hayawakari-v2_20110728.pdf
結構高額ですよね(汗
手を上げた企業は、ドメインを発行する時の手数料で儲けるのかな。
東京とか、京都とか、世界に向けたブランド発信が必要な都市は
積極的に取得する(企業が出て欲しい)動きだと思われます。
となると…我らが愛知県は如何に!?
.toyoneのトップレベルドメインを1500万円かけて取得したい企業とか…
いたら面白いなぁ(笑)
費用対効果が無さそうですが。