朝、早々と豊根を出発。
母も一緒に、東京へ。車で向かいます。
週頭から東京の実家へ帰省している妻子たちをお迎えに。
4時間ほどの道のりは、渋滞も無くスルッと到着。
半年おきに往復していると、次第に近いと思えるようになってきます。
これも、新東名高速道路と圏央道のお陰様。
年々、到着時間が縮まります。
妻の実家で妻子を迎えて、お母様と妹さんにご挨拶。
その足で母の兄宅へ。
妻実家と伯父宅、偶然にもすぐ近く。
伯父宅には、おいらの従兄弟の子どもたちが遊びに来ていて、
息子、大興奮であります。
年の近い親戚、まだ息子には従兄弟がいないので、
夏の風物詩、親戚の子どもたちと遊ぶという体験ができる貴重な機会です。
8月初旬の週末といえば、八王子祭り!!
妻もかつては祭りのお囃子保存会メンバーでした。
代が移り変わりつつも、激励のため八王子祭りへ行くのは恒例行事であります。
妻の祭り好きルーツ。
みんなで路線バスに乗って、八王子駅へ。
始発のバス停ですが、全てのバス停から乗客が乗り込み、
終点八王子駅へ到着する頃には満車状態!
満車過ぎて、バス停で停まると降車の人が降りられるように、
私と妻は一旦バスの外に出て、降車後に再びバスに乗り込むという体験。
八王子、盆地だけあって暑いです。
祭りの盛り上がりも、アツイ!
該当のそこからかしこで、山車が繰り出されてお囃子の音色が響きわたり。
和太鼓集団あり、ずらーっと歩道に並ぶテキ屋さんあり。
まずは、目的地。
南大沢囃子連へ!
聞き覚えのある音色に導かれながら到着すると…
ちょうど、演舞中!
控室には囃子連御重鎮の皆様が、温かい視線で囃しに熱中する子どもたちを見守っており。
ご挨拶に伺ったところ…
「おおお!!遠い所から!久しぶりだねぇ!!」
そう言われるが早いか、ビールを手渡されました(笑)
一緒に行った伯父さんや母の分までくださり☆
中には90歳近い御年の方もいらっしゃいますが、
祭りや神事に携わる方々というのは、年を重ねても大変お元気です。
子どもたちの希望で、マクドナルドへ入店すると…
ドナルドさんがおるっ!
息子はモチロン、おいらも初遭遇。
子どもたちに風船を配ってくれました。
娘。
恐ろしくノリノリであります。
両手に風船を掲げ、これでもかっ!という笑顔で興奮。
ここまでの笑顔を引き出せたことがあっただろうか。
ドナルドすげぇ。
この後、息子たちの執拗な追跡にも嫌な顔ひとつせず、
付き合って下さったドナルドさんに感謝です。
伯父さんと母上の兄妹に息子&息子の又従兄弟たちをおまかせし、
妻とおいらは娘を連れて八王子祭りを巡ります。
途中、運行中の山車に遭遇。
交通規制しているとはいえ、全線ではないので…
取り回しは真剣です。
建ち並ぶビルの合間を縫って。
近代的な建物と伝統的な山車のコントラスト。
偶然ですが、ちょうどこのとき!!
職場で直属の先輩がサッカー観戦のため京王八王子駅に来られ、
自家用車から京王線に乗り換え。
後日談で知りましたが、ビックリ。
同じ場所にいたとは。
さて、我々は再び、南大沢囃子連へ戻ってきました。
浴衣を着た子どもたち、興味津々にて
山車の上で繰り広げられる物語、固唾をのんで見守っています。
暑さにくたばった娘は、グッスリ御就寝。
鳴り響くお囃子の音色が心地よかったようです。
そろそろ夕食の時間が迫ってきましたので、
帰り道は電車を乗り継いで戻ります。
リニア中央新幹線の中間駅として予定されている橋本駅にて、
JR横浜線から京王線に乗り換え。
JR電車を降りようとしたところで…
娘の乗ったベビーカーの前輪が、ホームと車両の間に落ちた…。
顔面蒼白になる、妻とおいら。
急いでベビーカーを支えようとした手の先に、
いくつもの手が伸びてきました。
ホームで電車に乗り込むべく、車両扉の両側で待っていた方々から、
とっさの条件反射、次から次へと、支える手がベビーカーへ!!!
生きた心地がしなかった我々。
皆さんから差し伸べられる手に感激しました。
すぐに隙間に落ちた前輪は救い出され、
電車が遅延することも無く、無事に。
娘は何事も無かったかのように、グッスリ眠ったままです。
電車とホームの隙間、電車に慣れていないだけに、気をつけねば。
無事、伯父宅に到着。
先に到着していた子どもたちは、寝そべってひとつのゲームに興じております。
美味しい夕食をご馳走になり、
子どもたちは夜更けまで大盛り上がりでした。