おいらが受け持つ現場のひとつ。
崩土や落石が頻発する場所ということで、
昨年、地域から要望としてあげられていた場所。
昨年の予算付けプロセスから始まり、設計や展開図作成、
発注を経て進めていた現場が、完了まであと一歩のところ!
完成型が想像できる姿になりました。
道路側の法面ですが、表面を綺麗に整正してもらい、
そこにラス網と業界で呼ぶ金網を並べて固定。
網の並べ方にももちろんルールがあり、
重ねる部分は幅10cm以上など、基準を満たしているかを確認します。
知識が無いと、確認すら出来ない。
事前に、分厚い標準書を読みあさって、
付け焼き刃のような知識で恐縮ですが…
それでも、仕事は仕事。
現場では、わかりやすく、カウントしやすいようにマーキングして下さっています。
単位面積当たりの部材個数を満たしているかを数え。
このあと、この現場はモルタルの吹付作業で仕上げとなります。
すなわち、金網部分は、モルタルで完全被覆されるため、見えなくなります。
見えなくなる部分というのは、ちゃんと基準を満たしているか、
段階確認といって、見えなくなる前に監督者が立ち会って確認する必要があります。
貴重な税金を使って実施する工事。
寸法が足りていなかったり、個数が1個でも足りていなかったりすることは、
あってはならないこと。
この先の天気予報、雨が続くということで、
村内随所で行われている工事には大打撃。
雨が降ると工事が進められない工種があります。
舗装工事は、その最たるもの。
天気には逆らえませんが、通行止が延びるのはやっかい。
通行止が延びると、迷惑がかかります。
雨が降りませんように…。
帰宅すると、今度は…ばあばが発熱…。