昨日の日帰りスキーレッスンで大満足した息子。
よっぽど嬉しかったのか、とっても良い子になってます。
連れて行った甲斐があったもんだ。
おいらはおいらで、道中が初めて通る道ばかり。
高速道路ばかりでなく、たまにこうして一般道を走るのも良いなぁと。
内陸に位置する長野と岐阜の両県は、道路物流が命綱。
これは、大前提。
愛知県のような巨大貿易港、経済の要である海の物流を持ち合わせていません。
必然的に、道路整備に対するウェイトが大きくなるはず。
内陸の主要都市から海に向けて物流を作るためには、
縦軸、横軸共に整備を進める必要に迫られます。
国土を縦に走る急峻な山々に囲まれた地形だから、
そこ(横軸)には必ず、峠越えが存在します。
R256などの「横軸」を通って感じましたが、新しいトンネルが多い!
コンクリートの表面からして、
平成になってから作られたトンネルばかりです。
そーすると、海の物流がメインである愛知県に位置しながらも内陸である豊根村、
そして北設楽郡や奥三河というのは、道路整備の空白地域に思えてきます。
だからこそ、身近なところだと、横軸のひとつ、R473など整備が進められています。
豊根村内の横軸(県道津具大嵐停車場線など)は、非常に厳しい状況ですが…。
ウィキペディアを見てみても、R151より後発であるR256の整備進捗が甚だしい。
国道256号 – Wikipedia
国道151号 – Wikipedia
国道指定はR256よりもR151の方が10年も早いです。
国道で良くある、整備時期が遅い道路の方が良い規格で改良されるパターン。
豊根村よりもずーっと奥地で山に囲まれているにもかかわらず、
木曽路を縦貫するR19号は物流や経済活動の規模が段違いに大きい。
やはり、直轄国道を抱えた幹線道路沿いというのは地形を克服する。
もちろん、中山道として古くからの街道であるわけですが。
宿場町が点々としています。
R153といい、長野県内主要都市から海へ向けた道(直轄)は全て名古屋へ向かう。
そんな中、豊橋や浜松へ向けたルートということで、三遠南信自動車道。
その効果を引き上げるための、
並列したバイパス的意味でR151の更なる整備は必須。
往復6時間の道中、国土形成ネットワークについて、頭をよぎりました。
あと、県による道路構造の違いも、一般道を走ってこそよく分かる。