妻の妹さん、めでたく結婚挙式

女ふたり姉妹の妻、その妹さんが御結婚!
五月の新緑に包まれた季節、時折土砂降りの雨が降り。
天気が心配でたまらない日々を過ごしていたところ。
  
この日を狙ったかのように五月晴れ。
誰かの日ごろの行いが良いことを物語っています。
  
その誰かというのは、言わずもがな。
  
  
昨日、家族総出で東京へ出かけ。
  
子守りのため、うちのばあばにも出動願いました。
いつもどおり、ぎゅうぎゅう詰めのウィッシュに乗って東京着。
  
妻の実家からほど近いところに、偶然にも…東栄町出身のばあば兄がお住まいで、
今回、フルサポートして下さいます。
乳飲み子を含めた3人の子ども、そのシフトをどうやってクリアするか。
  
きめ細かいスケジュールを組み立て。
  
伯父様宅に、ばあばと長男を泊めさせてもらって、
妻と長女&次男、私は妻の実家に宿泊。
  
そして翌朝。
  
妻を美容院へ送り届け、子どもたちを連れて伯父さま宅で着替え。
伯母さま、ばあばが子どもたちを余所行きの服に着替えて下さり。
私は礼服へ着替えたところで…
  
妻もセットを終えて徒歩で伯父さま宅到着。
  
式場へレッツゴー。
  
結婚式場は、伯父さま宅から車で5分。
親族紹介&挙式中は、ばあばが赤ちゃん次男をみていてくれます。
駐車場に到着すると、妻母方の伯母さま&従姉妹と久方ぶりの再会。
テンション上がります。
  
続いて、妻父方の叔母さま&従兄弟も、はるばる鳥取県倉吉市から到着。
鳥取県へ出かける度に出会っていますが、こうして東京でお目にかかるのは初めて。
従兄弟さんは農業で生計を立て、2町歩ものスイカ畑を手入れする同い年。
  
東京の結婚式で、草刈りの話題で盛り上がるというギャップ。
  
親族控室に通され、まずはそれぞれの親族別部屋で再会を祝し。
ここで次男は初めての妻方親族お披露目となります。
親族の間を、抱っこでかわるがわる渡り歩き。
  
それでも、一切泣かない。
まだ8か月というのもありますが、肝が据わっているもんです。
逆に、長女は人見知り…。
  
一方で、長男はメガネをかけて名探偵コナンばりの風貌になり、
コナンになりきりつつあります。
というのも、鳥取県の実家近辺で名探偵コナンの作者さんが生まれ育ち、
コナン駅が最寄り駅!
コナンネタには敏感です。
  
別部屋を仕切っていた仕切りが取り外されて、新郎側新婦側双方の親族紹介。
  
新郎側ご両親から順番に自己紹介が進み、新婦側に至り。
  
式場スタッフの案内で、挙式会場へ。
白を基調とした美しい教会。
  
いつものクセで、新郎側(教会向かって右側)に行きそうになり、
妻から、そっちじゃないよ!と言われて慌てる。
新婦側に座る経験、ほとんどありません。
  
まず、新郎が入場。
新郎のはにかんだ笑顔に、新郎側来賓席から笑いが漏れます。
そこに、新郎と友人たちとの距離の近さ、気さくな人柄が現れている。
  
続いて、妻の妹、新婦入場。
お父さんと手をつなぎ、一歩一歩、ゆっくりと。
お父さんは、顔の筋肉に力が入り、こわばった表情。
  
お父さんから新郎へ、新婦の手が送られ。
  
そこで、一気に顔の筋肉が弛緩し、力が抜けるお父さん。
新郎新婦が神父さんの元へ歩みを進める姿を一瞥しつつ、新婦の手と共にあった自らの手を見つめる姿がありました。
  
指輪の交換、誓いの言葉。
最前列に座る父母は、ふたりの姿を視線から外さず。
新郎新婦は戸惑いを見せず、あらかじめ約束されていたかのような所作。

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式次第は進み、讃美歌斉唱。

長女が歌詞の書かれたリーフレットを持つ姿が可愛らしい。

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我が家の名探偵コナンも、文字を追いかけながら歌うたう。

そして、ふたりが歩みだし、扉が開くとそこには新しい門出を祝福するような新緑が、ふたりを囲んでいました。

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我々も気持ちを新しく、新緑の中へ。
扉で生花の花びらをひとりひとり手に受け取り、レッドカーペットの両サイドに並びます。

名探偵コナンさん、何か事件のにおいがしたのか?
神父さんにやたら話しかけています。

神父さんも人が良いので、コナンさん(長男)の話を熱心に聞いて下さって、なぜか大笑いをしています。一体、何をしゃべっていたのか!?

長女は、可愛らしい花かんむりをしながら、今か今かと新郎新婦の出現を待ちます。

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新郎新婦が現れ、周囲から祝福の言葉と共にフラワーシャワー。

幸せぞ、ここに極めり。

そんな笑顔いっぱいの新郎新婦が目の前を通り過ぎていき、
鳴りやまぬ拍手に囲まれて階下に到着。

階下では次男と、その子守をしてくれていたばあばが待ち受けていました。

そこで皆が集まり、新郎新婦を囲んで記念撮影。

これにて、ばあばと次男は伯父さま宅へ戻ります。

さすがに、乳飲み子を含めた子供3人を見ながら披露宴へ突入すると、
新郎新婦へ意識行かずして宴が終わってしまいそう。

自宅で待機中だった伯父さまが、ふたりを迎えに来て下さいました。

披露宴会場へ移動します。

入口には、妻の絵画が展示されています。

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指定席のテーブル、私たちはお父さんお母さんと一緒に。
隣にはお父さん、こりゃあ、非常に興味深いポジショニングを。

大勢の人に囲まれ続けたせいか、長女のストレスはフルゲージのようです。

「おかあたん、抱っこ」

そのフレーズをひたすら繰り返し続けることで、妻のストレスも…。

いやしかし、そんなストレスは、新郎新婦の入場とともに消え去りました。

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大きな拍手に迎えられて入場。
新郎会社の上司より御祝いの御言葉、そして乾杯の御発声があり、開宴!!

子ども向けランチを嗜む、名探偵コナン。

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ナイフとフォークの扱い、さまになってます。

ひな壇では、ケーキ入刀の儀式へ進行中!

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すかさず、カメラポジション最前列をキープしたところ、
名探偵コナンが事件を嗅ぎつけたのか!?
気付いたら、私の隣をキープしてた。

ケーキ入刀、照れっ照れのファーストバイトは…

新郎新婦、ほぼ同じサイズのケーキを頬張る!?

そのサイズが大きかったのか、小さかったのかはご想像にお任せします。

私は、お父さんと談笑しながら食事を楽しみ、
時折、シャッターチャンスが到来すると飛んで火に入る夏の虫ごとく、
カメラを持って飛び交って。

そりゃあもう、新婦さんからの撮影リクエストですから、
式場カメラマンが撮影しないであろうポイントを狙って。

式場カメラマンが正面から捉えるならば、私は斜め後ろから。
ふたりのアップを狙うなら、私は全景を。

そして!

私が握るカメラのグリップが汗ばむほど、我が家的一番のシャッターチャンス!

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新婦さんの中座に合わせて呼ばれたのは、我が長男長女。

長女は緊張で顔がこわばっております。
名探偵コナンは余裕の表情。

周囲からたくさんのカメラで狙われております。

新婦さんもふたりから目が離せない(笑)

そして…

妻も、娘から目が離せない。

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寸分ではありましたが、ドキドキしながら楽しみました。

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新婦御友人代表から新郎新婦へのメッセージ。

会場が聞き入りました。

新婦とともに、豊根村まで花祭りを見に来てくれた御友人と会場で再会。

先ほど新郎新婦が再入場したテラスのカーテンが一斉に開き、
中庭にはデザートビュッフェコーナーが出現!

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知らぬ間に、コナンも紛れ込んでた。
嗅覚の鋭いコナンだこと。

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デザートを前に、大喜び!

こっちも、大喜び!

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物語はフィナーレへ。

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新郎新婦が生まれたときの、それぞれに「重さ」となったテディベアを持って。

それぞれの父母へ手渡されます。

家族を代表し、新郎の父上からお礼のご挨拶。

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縁とは不思議なモノで、新郎の父母さまと名古屋在住の私の伯父さまが同郷。
豊根村内で、親戚が至るところで繋がるのは分かりますが、
名古屋と東京を経由して長野へ向かう御縁がココで明らかになるのは興味深い。

今後とも、親戚のお付き合いを宜しくお願い申し上げます。

新郎新婦が退場したところで、なんと!!!

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先ほど、大仕事を終えたコナン氏は…

大きなプレゼント包みを抱えて近づいて来た。

「バイト代か?」

コラコラww

なんと、娘さんにも大きなプレゼント包みという大サービス。

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コナン氏が娘さんの分もオープンしてくれ、
中から出てきたのはピカチュー!とドラえもん!

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新郎新婦さま、ありがとうございます。

早速、娘さんはドラえもんの鼻を押して機能停止させようとしています。
あ、鼻は機能停止じゃなかったっけ。

ドラえもんさん、左手をぎゅっと握ると歩き出すのです。

娘さん、完全にドラえもんの虜になりました。

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末永く共に過ごし、苦楽を経てゆくお二人の門出を祝福します!

また、豊根村にも遊びに来て下さい。

ひとまず、伯父さま宅へお邪魔して、坂本家で慰労会。
伯父さま伯母さまと酒を酌み交わしていたら披露宴以上に酔っ払ってフラフラです。

お風呂にも入らせてもらい、昨夜と同じ布陣で別れ、伯父さま宅と妻実家に宿泊。

妻母の、みここさんもお疲れの様子ですが、
それ以上に幸せを一杯感じる笑顔を醸し出し。

一緒に、今日撮影した写真を見ながら楽しい夜を過ごしました。

あ、最後に!
今日撮影した写真で、唯一、集合写真以外で私が写っている写真は…

KNT00949

妻父とのツーショット。

振り返って写真を見ていると若干寂しいものでありますが、
撮った写真を見て、たくさんの方が楽しんで下さっている後ろ姿を目の当たりにし、
やはり、結婚式の写真は撮り甲斐があり、撮っている方も嬉しくなります。

そのためには投資を惜しまんぜよ>妻

「妻の妹さん、めでたく結婚挙式」への2件のフィードバック

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