休日議会の本会議傍聴

豊根村村議会の本会議。
本日、休日開催ということで、傍聴者として議場へ。

仕事は関係無く、プライベート。
いち村民として傍聴しております。

公開された議会。
守秘義務はありませんが、念のため、ブログに書いて良いものか調べてみたところ…

豊根村の規則には、それを禁止する項目は無く。

■豊根村議会会議規則
■豊根村議会傍聴規則

■地方自治法
地方自治法の115条に

普通地方公共団体の議会の会議は、これを公開する。但し、議長又は議員三人以上の発議により、出席議員の三分の二以上の多数で議決したときは、秘密会を開くことができる。
○2 前項但書の議長又は議員の発議は、討論を行わないでその可否を決しなければならない。

 

以上のように記載されています。

本会議において最も時間が割かれているものが、一般質問。
村議会議員の方々から村執行部に対し、村政全般について、
その事務の執行状況や将来の方針等の報告・説明を求め又は質問することです。

公的な発言として議事録へも残されます。

執行部の回答は正式な回答として受け取られ、議会広報紙へも掲載されます。

今回の一般質問は、
村営バス事業、水道事業、がんばらマイカー事業に関すること
林業振興に関すること
以上の2件、2名の議員さんによるものでした。

質問に対する回答は、具体的数値がふんだんに盛り込まれており、現状を分析するための情報として非常に興味深いものがありました。

例えば、
村営バス事業の年間利用乗客数は、のべ40,027人。
1日あたりにして、164人。
そのうち、割合にして139人が通学、8人が敬老パス、そして17人が現金乗車。
また、空気バス(乗客が乗っていないバス)に関する質問等も追加でありました。

水道事業では、村内全域に導水された水道経路の総延長が117km。
豊根村から名古屋市までの距離を超えます。
給水先は684箇所。
耐震対策として、最新の配管への付け替えも進められています。
公営企業会計になるため、消費税増税に対する対応について質問もありました。

3つめが、がんばらマイカー事業。
豊根村社会福祉協議会で運営されており、いわゆる「白タク」として自家用車運行することができる制度。
当初は特区としておよそ15年前にスタートしました。

http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/soukou/soukou-magazine/1401toyone.pdf

年間利用回数は685回。
そのうち、通院が80%を占めます。
登録されている運転手さんは36名。

続いて、林業振興について。
村の面積の9割を占める森林の利活用については、常に注目が集まります。
よって、様々な意見や考え方、問題をはらむ対象でもあります。

中でも、今回は不在地主についてピックアップされました。

森林に対して儲けとしての価値が見いだしにくくなって随分と時が流れましたが、状況は変わらず。
山に対する関心を持つ所有者数も減ってきており、行政へ寄附したいという所有者も増えていると聞きます。

国土維持という観点からは、山林をそのまま放置しておく訳にもいかないのですが、その多くが個人の所有という日本の特性上、今後、その維持が必ず問題になってきます。

個人的所感としては、森林資本主義はもう、限界に達しているのではないか…と。

だからといって、何か対案があるかと言えば、対案の多くは規模の大きい決定が必要なものばかりで、身の回りのできることから…とはいかないのが、難しいところ。
日本の歴史を振り返ってみても、全ては土地の所有権において紛争が起きていたり、血が流れたり。

○○の乱とか、○○の戦いとか合戦とか、国盗り合戦なんてのは、言い換えれば土地紛争です。
規模の大きな土地紛争。
土地の問題というのは、とても難しいものです。

さすが、選挙で選ばれて村を代表する方々が一堂に会する会議。

緊張感もさることながら、飛び交う情報の重さ。
傍聴するのは2回目ですが、いずれも傍聴者は少なく。

一度は皆さん、傍聴者の経験を。

積極的に情報を取りに行くことこそ、村の発展に繋がります。
これを関係者だけの会議で終わってしまうのは、大変もったいない。

本会議が終わり、職場の自分のデスクに立ち寄ったら電話の伝言メモが。
一応、今日は休日ですが…

休日返上です。こんな時ですし。

先方にとって、休日は関係ありません。

道路担当やっていると、いつものことです。
慣れました。

 

 

“休日議会の本会議傍聴” への2件の返信

  1. 休日議会の傍聴、お疲れ様です。
    おいら、北設3町村の一般質問はほぼ欠かさず傍聴しているのですが、豊根の9月議会だけはあきまへん。
    1回目の2016年は傍聴しましたが、昨年と今年は集落の用水清掃作業と重なり、行けませんでした。
    豊根村議会のまったりした雰囲気は好きなんですが、地域で暮らすには共同作業への参加も不可欠。如何ともし難し、です。

    • ですよね!
      やまのしんぶん屋さん、毎度議会の記事を新聞紙面に記載されており、読ませて頂いております。
      時期的に地域作業と重なってしまうんですね。
      共同作業への参加、分かります。
      村八分に…なんてことはないですが、気持ち的に参加しなきゃ落ちつきません。

      まったりした雰囲気とは…他の議会を知りませんが、豊根村は言論闘争ではないことは確かですね!
      知りたいこと、知るべき事を知る場に感じております。
      私は逆に9月議会しか傍聴するチャンスがないので、また来年も狙っていきます!

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