10日前に天気予報をチェックしたときは、土砂降りの大雨だったんです。
長野県白馬村ですらも、土砂降りの予報。
1月末なのに…と、ため息をついていたのがウソみたい。
Hakuba47、げきっぱれ。
昨夜は白馬五竜にあるエスカルプラザで仮眠を取りました。
そのまま宿へ向かい、レンタルウェアとレンタルスキーセットをゲット。
妻とスキーに来るなんて、いつぶりだろう。
ずっと子育て一辺倒でいっしょに行けなかったから、すっごい喜んでくれています。
さらに言えば、下の子たちふたりの面倒を見てくれることになった、ばあばに大感謝です。
ほんと、よくぞ引き受けてくださいました。
長男は、もちろん我々と一緒にスキー。
彼の上達ぶりをを妻にも直接、見てもらいたい。
妻の同僚も一緒に、楽しみます!
宿からバスに乗ってhakuba47へ。
乗車した巡回マイクロバスは、我々4人で補助席も使ってちょうど満席に。
驚くべきことに…
車内は運転手さんと我々4人以外、すべて外国人。
英語が飛び交っています。
まるで、海外旅行に来た気分。
それが日常を離れた雰囲気を醸し出しています。
英語でワイワイガヤガヤな車内、そして車窓を流れるペンション街。
ゲレンデに到着。
ふもとの雪質は…
ザラザラ。
気温も高いし、しょうがない。
けれど、
リフト券が、春スキーになってる。
は…春!?
通常の料金設定では満足してもらえないだろうというところからの配慮でしょうか。
ゴンドラに乗って。
お隣の、八方尾根スキー場ゲレンデにあるリフトも見えるほど。
青空に映える白い山がまぶしいです。
ゴンドラを降りたところにある非圧雪斜面。
今回は体調的に「身体を大事に」モードで滑るので絶対チャレンジしません。
そして、昨夜少し降ったという雪で、樹氷が美しい。
雪質が微妙でも、景色が美しすぎて参加者の満足度は非常に高い!!
標高でくっきりと分かれた積雪地帯と雪無地帯。
そのコントラストは、この時期のhakubaにおいてレアな姿。
全域が真っ白な景色のはずです。
春スキーもありだなぁ~と思いながら、いやいや、今は春じゃない。と。
景色メインになっている我が家御一行は、さらなる高みを目指して山頂まで歩いて行っていました。
お父さんは、肋骨が痛いので登りません。
奇跡的にこのスキー場周辺だけ積雪しました感があります。
こんな景色、観たことない!!
シャッターを押しまくり。
それは我々のみならず。
片手に掲げたスマホカメラが林立していました。
思い起こせば、前回白馬に来たのは一昨年。
猛吹雪で視界ゼロ。
ゲレンデからお客さんがどんどんいなくなり、限界に挑戦していた我々一行は遭難するかと思いまーした。
気づいたら、リフトが止まる時間までゲレンデを味わった我々。
帰りの巡回シャトルバスに乗り込むべく、運転手さんに行先と人数を伝えたところ…
「いやぁ~久しぶりに日本人と話せて、安心しました。」
という、第一声。
今シーズンから巡回シャトルバスの運転手を始められたそうで、苦労が顔に出ていました。
けれど、
「海外からのお客様でやっていけている部分も大きいので!」
感謝されています。
これまで北海道へ行っていた外国人旅行者が、ずいぶんと白馬へ流れてきているそうです。
パウダースノーと、美しい景色を求めて。
帰りのバスも、インターナショナルでした。
今夜お世話になる宿はこちら!!
とってもアットホームな家族経営のペンションです。
スタッフさんたちとお話ししていると楽しくて、ついつい長話になってしまいます。
「この時期に、駐車場の地面が見えるなんて初めてですよ。」
御宿の方も、こんな雪不足を経験するのは初めて。
優しい皆さま、そして雰囲気あるたたずまい、美味しい料理を味わいました。