帰宅すると、机の上に袋が。
なんだろう…?
そーっと、縛り口を紐解いてみましたら…
ああ、なんて懐かしい香りでしょう。
アラビア語の文字で書かれたパッケージがいくつも目に入る!
も…もしやこれは!!!!
妻に聞いてみたら、ビンゴ。
先月末からサウジアラビアへ渡航されていた、
とよねサウジ交流活動で活躍されている…
清水館の女将さんからのお土産でした☆
渡航したのが、日本人女性の方ってのが、ポイントです。
今回の渡航目的は、豊根村とサウジアラビアの交流活動で知り合った学生さんが、
結婚式を挙げるということで!
その御祝いに駆けつけられるのです。
最近まで、日本からサウジアラビアに渡航するには、
観光ビザ(査証)が発給されませんでした。
今は制度が変わって…
最低4名からなる団体旅行者で且つ同サウジにある旅行業者が手配した
旅行者のみ査証申請が認められているようです。
結局、一般人が簡単に行ける国ではなく、興味深い国です。
イスラム教の盟主国であり、
イスラム世界における発言力は絶大。
しかし、謎に包まれて…いるのは日本でも世間一般だけ。
豊根村では、サウジアラビアの文化を知る人が多くいらっしゃいます。
今回渡航されたのは、その中で、最も詳しい方々のお一人。
豊根村民でサウジアラビアへ渡航した女性は、
村始まって以来初めてです。きっと。
渡航するのも簡単ではなく、非常に煩雑な手続きを経て。
それをこなせる方だからこそ。
また、コネクションも物を言います。
基本的に、サウジアラビアへ渡航するためには、
サウジ人(スポンサー)によるサウジ内務省への事前申請が必要です。
そこから査証がゲットできるという流れ。
外務省のウェブサイトによると…
一般旅券の場合は、サウジアラビアにある申請人の受け入れ先(スポンサー)がサウジ内務省に対してウエブサイトを通じて事前申請を行うこととされています。
スポンサーの事前申請から1~2週間後、ウエブサイト上に申請結果が掲載さます。許可された場合は、スポンサーがその許可書をダウンロードして申請人に送り、申請人は在京サウジアラビア大使館が指定した旅行代理店を通じて、同大使館に査証申請手続きを行います。
言葉で言うのは簡単ですが、実際にやるとなると…
相当大変。
なにせ、おひとりで渡航されるのですから…。
しかも、男女でキッパリと、ライフスタイルが分けられているサウジアラビア。
女性は未だ、運転免許証を取得することができない国です。
女性ひとりで渡航されるって、凄すぎ。
今回のスポンサーは、恐らく、かなりの力を持った方!
渡航に際して、ほんの少しだけ、ホント少しだけですが、
お手伝いさせて頂いて、それ自体も貴重な体験でした。
私もまた、渡航したいなぁ…。あの国に。
文化の違いが大きいほど、旅することも難を伴いますが、
難が大きいほど、喜びも大きいのです。
あくまで、振り返ったときは…ですが(笑)
頂いたお土産、私が渡航したときには観たことが無いものも。
これは一体…という物体には、
付箋が貼ってありました(笑)
黒いつぶつぶに、「漬物」と書いてあったのが…謎ですが(笑)
長距離渡航で荷物がたくさんの中、
スペースを割いて遙々持って来て下さったもの。
感謝申し上げます。
あの地では、驚くことがたっくさん!あったかと。
驚くことが無い…なんてことは、絶対に、無い。
そう、断言できる国です。
土産話を聞くのが楽しみでたまりません。
土産話のプロローグは、早速、女将さんのブログにしたためられておりました☆
記録しておきたい出来事。1 – chakoの山村通信 | GAZOO.com
ブログにも書かれておりますが、
日本からサウジアラビアへの渡航で、
一般人、女性、個人旅行ではビザは一切発行されておらず日本では取得方法がない。
そんな状況で渡航できた能力、恐るべし。