河川工事の現場、問題解決手法研修

当初計画していなかった事業が、突然発生することがある。

それが、緊急対応。

この年度末に発生すると、
事業費をどこから持ってきたらいいのか…

非常に、頭を悩ませます。

事業というのは本来、計画に則って進められるべきものなので、
その計画通りでしか、予算を確保することができません。

ただし、いろいろと方法はあります。
数字とにらめっこ。

さて!
そんなことがあった現場へ行くついでに、いくつか村内の現場を立ち寄りました。

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冬といえば、河川の工事。
水の量が少なくなるこの時期を狙って、河川工事が進められます。
写真に写っている現場は、護岸工事。

向こう岸へ重機を渡すために、高密度ポリエチレン管を複数並べて、
その上に砂利を敷き詰め、簡易的な「橋」が架設されています。

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水の流れというのは、非常に大きな力を持っていて、
例えば、流水が壁に当たるというのは、
大きな荷重の物体が常に、連続的に衝突を続けている状態。
時間経過で積分すれば、壁を壊すために必要な運動量に達しえます。

そこで、護岸。
すなわち、流水が当たる部分に人工的で強靭な構造物を入れてやることで、
壁(土や岩)が削られて壊れることを防ぎます。

雪がチラチラ舞い、めっちゃ寒かった。

他にも現場を巡って、職場に帰着。
さて、今夜は若手職員自主研修会。

職場の若手職員(ヒラに限る)が3チームに分かれて、
ロジカルシンキングツールを使った問題解決手法を実践します。

今夜は、我がチームのミーティングをセッティング。

企業でいえば、QCサークル的な活動!

問題解決手法は、以前勤務していた会社で、何度も何度も、繰り返し実践しました。

その時取った杵柄が、役に立つ!!

おいらは、チーム内で年長者に当たるため、コーディネーター&プレゼン担当。
貴重な夜の時間を消費するので、ただやるだけではもったいない。
せっかくなので、チームメンバー各々が成長する方法を考えながら、
道筋立ててやってます。

一番大切なのは、メンバーが気軽に発言できる「場」づくり。
最初のアイスブレイクが肝心。
「場」の状態が良いか、悪いかで、全体の発言量が全く異なります。

その中に、トヨタ式問題解決も織り交ぜながら。

面白いもので、トヨタ式問題解決手法は、どんな分野にも当てはめられます。
製品製造プロセスに限りません。
それを「この業界」でやるってのも、新鮮でいいじゃないですか!?

仕事というのは、分解すれば、全てが問題解決プロセスです。

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