住民検診の問診票、検査キット配布の個別訪問も、終盤を迎えてきました。
この1週間、かかりっきりになっていたため、医療機関の方の仕事も山積みになってきており…午前10時の出発時間を前に、事務仕事を超特急で仕上げます。
超特急でやると、ミスをしでかすのが私。
気を付けながら。
10時を少し回ってしまいましたが、仕上げた書類を持って本社に向かい、上司の机に放りこんで、そのまま富山地区へ!
昨日で上黒川地区、坂宇場地区が終わり、
本日の個別訪問対象地域は、富山地区。
いかんせん、最短ルート(とはいっても、所要時間50分)は昨年の台風21号24号の影響で通行止め状態。
往路は南側ルートの、東栄町、佐久間町を経由します。
このルート、3月2日に開通したばかりの三遠南信自動車道路「佐久間川合IC~東栄IC」を利用します。開通前に比べて、約16分短縮されています。
これは、大きい!!!
雨が降っているので、原田橋の河川内仮設道路の増水が心配でしたが、通行可能でホッとしました。仮設道路は、佐久間ダムの放流があると、道路が川の中に消えてしまうため、通行止めとなってしまいます。
佐久間ダム堰堤の上、堰堤道路を通り過ぎると、豊根村に戻ってきます。
しばらく、県道1号線飯田富山佐久間線を進むと、突然!!
目の前にトンネルが二つ、並んで現れた!!!
えっ!?
右!?左!?
こんな風景あったっけ??
焦りましたが、落ち着いて考えたら左側は新豊根発電所(地下)に通じるトンネル。右にハンドルを切って、右側のいつものトンネルへ。
びっくりしたなぁ。
しかし、何か、いつもと違うのは…
あ!!!
新豊根発電所入口は、いつもシャッターで閉まっているのに、今日は開いている、しかもトンネル内照明が明るく点灯し、周囲は雨と霧に包まれた薄暗い景色。
珍しいこともあるもので。
周辺には、工事車両と思しき、全国各地から集まったと思われるナンバープレートの車が並んでいました。
くねくね道を1時間半かけて、富山地区に到着し、そのままお昼ご飯。
栃の木で昼食を…と、入ってみると、予約の席で満席近い!
窓際の席がかろうじて空いていて、安心しました。
その後も訪れたお客さんは、囲炉裏端で(笑)
大盛況であります。
そのご予約の御一行というのが…
豊根村議会議員さん御一行!!!
村長さん、担当課長さんたちがアテンドされており、そうそうたるメンツが揃いました。
まさか、ここでご一緒するとは。(笑)
「けんちゃん、今日は、なにしにきただん~?」
お声掛けいただきまして、これはチャンス!
保健師さんのお仕事を、知っていただく絶好の機会であります。
こうして地域に出向いて、住民に身近な保健事業を進めている姿、しかも豊根村だからこそできる身近さ、それを知っていただけました。
安井さん、から揚げ定食、ごちそうさまでした。
さて、配布先の住民宅を巡ります。
細い道と急斜面の階段が多くを占める富山地区。
皆さん、とっても「達者」です。
初めましての方も多く、最初はいぶかしげだったまなざしも、会話を重ねるごとにほぐれていき、会話が楽しくなっちゃって、今度は逆に、帰るタイミングが読めない…。
そんな訪問が続きました(笑)
そうして、会話をすることも、大切なミッションです。
道中、昨年まで私がマネージメントさせて頂いていた、富山地区の道路を守る「道路作業班」のおふたりにも出会えました。落石が多い主要地方道飯田富山佐久間線と、県道津具大嵐停車場線を週に3日間、美しく保ってくれているふたりです。
県道の維持管理を役場が受託しているという、豊根村富山地区特有の珍しいケースです。通常は、民間事業者が受託します。
また、昨年度に災害を受けた箇所も、愛知県建設局のご尽力で、復旧工事が進んでいました!
地図を片手に家々を回るも、密集しているところだと判別がつかなかったり、留守だったり。そんなときは、富山支所に立ち寄って、場所を伺って。
集落の中に入っていくと、特に歩道ですが、まだまだ知らない道路があるなぁと感じました。
幻想的な、佐久間湖畔をあとにし、帰投します。
帰り道は北回りルート。
天龍村、阿南町を経由して豊根村に戻ります。
往路と同じく、移動時間は1時間半。
帰着したのは午後5時。
これから仕事をするか、どうするか。
身が重たい状態で週末を迎えるのは…。
意を決して。
取り掛かりました。
看護師さんに、自宅栽培のさくらんぼを頂きました!!
子どもたち、大喜び!!
「さくらんぼ、つながってるよぉ~~。かわいいねぇ~」
by娘さん。
ごちそうさまです♪
そして、今夜は菖蒲湯で、子どもたち。大はしゃぎ。
夕食代わりに、柏餅、美味しく!